照明器具のLED化について

先日保育園の照明工事をさせていただきました。
こちらの園では数社で照明LED化の見積もりを取っておられたのですが、
「金額が結構違ってて……よくわからないから一度見ていただけますか？」と相談いただくという経緯がありました。

実は一部他社さんの見積が、「既存蛍光灯具を改造してLED化する」という工事になっていたんです。

既存蛍光灯具のLED化

照明器具について

照明器具は大きく分けて照明器具としての「本体（ケースのようなもの）」と「ランプ（光る部分）」に分かれます。
通常はまるごと取り外して新しいLED照明器具一式を取り付けます。

改造工事について

既存の蛍光灯具を改造してLED化する場合は、既存の本体側に改造を施してLEDランプが使えるようにします。
一見「本体台が浮いてお得！」となるかもしれませんが、こうなると既設メーカーの保証は受けられなくなり、何かあったときに困ってしまいます。
また、器具の絶縁不良が火災につながったりと事故の懸念があります。
（一社）日本照明工業会もLED化の際は器具を丸ごと交換するように推奨しています。
蛍光灯器具をLED化する際はまるごと照明器具交換を推奨します | LED照明ナビ | JLMA 一般社団法人日本照明工業会

照明器具丸ごとの工事を推奨します

当社でも照明器具丸ごとの工事を推奨しています。
今回ご相談いただいた保育園様でも同様の説明をさせていただき、当社で施工しました。

今回のように複数社見積もりを取ってみて、なぜか特出して安い場合はそもそも工事内容が異なっている場合があります。
疑問に思ったら信頼できる工事会社に一度相談してみてください。
当社では施工後も安心してご利用いただける提案を行っていきます！