【電力メーターBOXの交換】

今週初めに、電気計量メーターBOXの交換修繕をしました。

職業柄、電気が生きたままでも切断や接続などの作業もすることがあります。

ですから電気メーターの取外し・取付も自らパパッと・・・はしません。

何故かと言えば、メーターは盗電等の対策もあって電線締結部のカバーに

封印がしてあり、勝手に触ってはいけないことになってます。

ただし極細のワイヤーからなる封印は、いとも簡単に切断できます。

ルールを無視するのなら、要は誰でも作業可能ということです。

実はこれが問題なのかもしれません。

 

というのも実際の作業においてメーター部分で誤って電線をショートさせたら、メーターが爆発して人命にかかわる程とても危険な行為だからです。

それは組合の安全研修のビデオ上映で知りました。作業的にはちょうど目線ぐらいの高さになるので、万が一被ばくすれば致命傷です。

ただ、電気工事屋でも知っている方が少ないと思います。正しい作業手順としては

①関電に作業内容を申請して日時を合わせて送電線の停電をして貰い

②電気の切れた安全な状況下でメーター及び計器箱の取替作業を速やかに行う

以上。