【照明~ペンダント照明の注意点~】

先週の土曜日に、やり掛けの工事を2件まわりました。
一つ目はご近所の新築マンションに越されて来たM様邸へ。

IMG_1379

自社のエントランス鍵をIC式の電気錠に付替えていた、或る土曜の午後に
会社前をたまたま通りがかったM様が立て看板を見て、お声がけ頂きました。

その日はエントランスで作業していたので、道行く人が看板に目を落としながら
過ぎて行ったり、小さな子供が風車を面白がってお母さんに話しかける姿が見えました。

IMG_1083

その中でM様は立ち止まり看板をまじまじと見ていて
“あ、見てる、見てる。すっごい見てはる!え、そんなに見るとこあったかな”と
不思議に感じたのを覚えています。すると、僕らの方に向き直り、スーッと近づいてきて
“家の照明の取付でちょうど困っていて”と相談があり、作業を止めて現場調査に
徒歩で同行しました。

引っ越してきて、照明は買ってきたものの取付ができない。それとダイニングキッチンに
配線ダクトを取付けたうえで、テーブル上にペンダント照明を吊下げたいというご依頼を頂きました。

IMG_1268IMG_1270

で、土曜日の朝に材料を揃えて取付に伺いました。
配線ダクトは向きと長さを可変できるものをお選びいただきました。
将来的にテーブルの移動等レイアウト変更があった場合にも柔軟に対応できます。

IMG_1374 (2)

 

問題は照明器具のコードの長さ。相当な高天井でない限り、いらんやろこんなに。

IMG_1376IMG_1377
照明器具の選定にあたって皆さんにお気を付けいただきたい点は、余長コードの処理について。
物によっては器具の中にある程度のコードを収納可能なタイプと、今回のように別途コードリールを
用意が必要なものとがあります。

問題は別途用意する際に、収納可能余長が適切かの確認と
大事なのがコードの直径がコードリールと適合するかどうか。とくにこれが合わないと
取付自体ができませんよ。

目次