【防犯対策~消火器回収マシーン化 計画~】

見て見ぬふりはよせ。

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そこにある限りはこの先も、ずっと気になり続けるだろう。
自分のミッションは古くて危険な消火器に対して「I will be back.」と言うことだ。
こんな時にふと思い起こすのが子供のころに見たアニメ“キャシャーンがやらねば誰がやる”というフレーズだ。

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自分も大人になって、地域の安全を守る為、ついに《やる時》が来たー!
ということで、改めて案内の為にスクランブル出動しましたよ。
しかし、初回から敵は手強いぞ。

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アニメやったら大体はじめは活躍させてくれる、そういう手はずになっている。
現実は甘くはない。と、いうわけか。

チャイムを押して待つ。奥の方で呼び鈴が鳴ってるようだけど、反応がない・・・
玄関のドアの真ん前にはチャリンコを止めてカバーがかぶしてある。
これでは玄関からの出入りは不可能じゃないか。何かがおかしい、ぞ・・
改めてチャイムを鳴らして、あれ?電気メーター外されてるやん。
不在じゃなくて、空き家か。

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完全に想定外。一体、誰に何をしようとしていたのか。
待て。じゃあ、所有の不明な危険な消火器はどう扱われるべきか。
こいつはこのまま、地雷のようにここに居座り続けて
いつか『ドカンッ』てやる腹か。卑劣な奴め、許さん。
それだけは俺が許さんぞ!

「I will be back.」

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